30代の日常

子育て、ブラックミュージックなど。

福岡のうどんを自宅で再現する


wassa
いきなりもいきなりの話題だが、俺はうどんがクソ好き。
2017年現在、丸亀の多店舗化やら冷凍うどんの技術向上により、どこにいても
安価である程度のおいしいうどんが食べることが可能である。
非常にうれしい。幸せだ。

が、しかし。
自分が本当に好きなうどんは地元福岡のうどんである。

福岡のうどんを食べたい。
いまだにうどんのメジャーシーンに躍り出ることはないが、
福岡のうどんはクソうまい。

コシがなくクタクタなんだけど、モチっとした太麺。
カツオ出汁が効いた優しいスープ。
自分はこれを食べて育ってきた。

現在は福岡に住んでおらず、福岡のうどんを食べるチャンスは
年二回の帰省時のときのみ。

嗚呼恋しい福岡うどん。どうしても食べたい。
こうなったら作るしかねぇッッ。


てことで作ってみることを決心。

さて、必要なレシピはと、、、
Googleに聞いても全然レシピが出てこない。

讃岐うどんの作り方は出てきても、福岡のうどんの作り方は出てこないのだ。


福岡のうどんオーナーのインタビューなど断片的な情報をもとに、
手探りでうどん作成に入った。

何度か試作して分かったことをメモしておく。

・粉について
 自分はど素人よろしくなので日清製粉から出ている、
 手打ちうどんの小麦粉を使用する。
 こだわればもっとおいしいうどんになるが素人ではこれで十分

・水と粉の割合
 これは粉のパッケージ裏に記載されてる通りで作る。
 粉300gに対して、水135~145cc、水は最初は135で作ってみる。塩は15g。
 これはかなりシビアなもので、

    適当に計測して混ぜ合わせると大惨事になるので、
 デジタル軽量計などを使用して確実に計測したがいい。

・こねる
 基本的にこねる工程→熟成工程を2回ほど繰り返す。
 熟成工程は簡単。ラップして暗所に放置。
 問題はいつまでこねるかってこと。
 ネットにはけっこうマチマチ。一時間とか30分とか。
 どれもあてにならん。いかに目安を書いておく。
 1回目の目安は丸めたときのひび割れがなくなるまで、ひたすらこねる。
 足をつかってもいい。ひたすらこねる。最初135gの水を入れてるので
 ひび割れが出て硬すぎる場合は少しづつ手を濡らしつつこねる。
 2回目の目安は球状から手で引っ張ったときにもっちり延伸性があるかどうか。
 ブチッときれそうならまだまだ精進が足らん。やり直し!

・切る
 通常のうどんをカットするときは厚さを3ミリ以下まで伸ばし、
 カット時は横5ミリ以下ぐらい。茹でたときに伸びていい感じなる。
 福岡のうどんは太いので厚さ5ミリ、横幅は8mmぐらいがいい。
 伸ばした時に生地が縮んだり、生地を畳んだときに折れ目がつく場合は
 弾力と延伸性がたりんのでまたこねる工程からやり直し。

・ゆでる
 最後にゆでる。ゆで時間は少なくとも30分以上はゆでる。

 

福岡のうどんは多分、茹でたあと水で締めてない。

ここが、もっちり間を出すポイントとみた。

 

スープはまだまだ検討の余地があるが、

麺はとりあえずこれで福岡スタイルが、完成である。

 

是非お試しあれ。